自主練習を継続出来ない3つの原因と対策

その他

こんにちは。大井です。

 

意志弱
意志弱

自主練習して上手くなりたいけど継続できない…

今回はそんな選手の皆さんに対策をご提案します。

 

私自身は30過ぎのしがないサラリーマンですが、毎日3〜4時間の練習・トレーニングをここ数年継続出来ていますので多少は参考になるかと思います。宜しくお願いします。

 

 

(…この人暇なのかな?)

 

 

結論:この3つ

私が思う自主練習を継続出来ない原因は以下の3つです。

原因
  1. いつやるか決めていないから
  2. ハードルが高すぎるから
  3. 目的を忘れがちだから

順番に解説していくとともに、各対策についても書いていきます。

 

いつやるか決めていないから

 

1つ目かつ最大の原因は、いつやるかを決めていないからだと思います。

 

毎日素振りをしよう!

そんな決意をしても人間の意志の力というのは驚くほどあてにならないものです。

『今日は遅くなったから』などと自分を納得させる適当な理由をつけて、いとも簡単に決意は崩壊します。

 

ですので、自分の意志力の弱さを見越して、機械的にいつやるのか先に決めてしまうことが大切だと考えます。

 

例えば、上の例で毎日素振りをするのであれば、もう一歩踏み込んで、

毎日18時になったら素振りをしよう!

といった具合で時間設定まで行った方が実行出来る可能性が高まると思っています。

 

加えて、単一メニューだけではなく複数のメニューに取り組みたい場合には、曜日毎にやることを決めてしまうのも有効です。

例として私のスケジュールの一部です。

  • 毎日17時半から練習開始
  • 月水金→スタンドティー
  • 火木→マシン打撃

 

 

【おまけ】計画通りに進まないこともある

とはいえ、日々生活していると色々不測の事態が起こるものです。

学生であれば監督の機嫌が悪くてミーティングが長引いたり、社会人であればトラブルやクレームにより残業を余儀無くされたり色々あると思います。

時間通りに開始できないというアクシデントに備えて下記2つの対策を予め講じておくことが大切です。

ほけん
  1. 予備日、予備時間を設定
  2. 妥協プランを準備

1つ目は説明不要かもしれませんが、1日・1週間のプランにはある程度余裕を持たせていたほうが有事の際のリカバリーが利きやすくなります。

2つ目は不可抗力で本当にどうにもならない時に向けて妥協案を常に持っておくと便利です。

例えば私の場合、残業等でどうにもならない時は15分だけ素振りするようにしています。

このような形で事前準備をしておくことで継続の難易度が多少は下がるのではないでしょうか?

 

ハードルが高すぎるから

 

毎日素振り1000回!!

確かに素晴らしい決意だとは思いますが、現実問題として取り組むハードルが高すぎるとそもそもでやる気が無くなってしまうのが人間の性です。

暑い日や寒い日は特に顕著です。

ですので、練習メニューの量的な目標を設定する際には簡単に達成出来る下限値と、頑張れば出来る理想値の二段構えにしておくと継続していく上では有効だと思います。

上の例で極端に言うと、

  • 下限値:10回
  • 理想値:1000回

みたいなことです。

自らの首を無駄に締めないように、やれば必ず出来る値を設定して始めたあとに気分が乗ってきたら上方修正していくやり方のほうが長期的には継続しやすいと考えます。

 

【関連】脳科学的にも正しいらしい

上記の考え方は長年経験則で感じていたことですが、どうやら脳科学の観点でも理に適っているらしいことを最近学びました。

一般的には、やる気があるから行動に繋がると思われがちですが、実際のところは順序が逆でやり始めた結果やる気が出てくるという仕組みになっています。

とりあえずまずは手や身体を動かすことによって『アセチルコリン』という脳内物質が分泌され、その結果集中力ややる気がアップすると言われています。

そのため、まずは超イージーモードな下限目標に向けてとにかく動き始めることさえ出来れば、結果的に長時間集中して理想値まで取り組むことが可能になるということです。

なので、上記のアセチルコリンの働きを認識した上で、とにかくハードルを低く設定して取っ付き易くすることが重要です。

 

目的を忘れがちだから

3つ目の原因は目的を忘れがちだからです。

引き続き素振りを例に用いますが、ある程度の期間バットスイングを続けていると『毎日素振りする』こと自体が目的となってしまった経験が皆さんにもあると思います。

そのような状態に陥ると自分の中で根本的な動機を見失い、ひいては取り組み自体を辞めてしまうことに繋がりかねません。

 

ですので、手段の目的化には十分注意を払い、本質的に何のためにやるのか?』ということを毎日確認した方がベターです。

 

回りくどくかつ抽象的な言い方になりましたが、端的には『打てるようになりたいから素振りする』という当初の決意を意外と忘れがちだと言うことです。

この記事をここまでご覧頂いている時点で、『自主練習はした方が良い』とお考えで、すなわち何かしら目指すものがあると思料します。

当初の目的を忘れないように、日々自分の中の理想像を強くイメージすることが練習を続ける上では重要です。

 

まとめ

 

本日は自主練習を継続出来ないと原因と対策について書いてきました。

 

まとめると、

対策まとめ
  • いつやるか決める(時刻・曜日)
  • 絶対出来る下限値を意識
  • そもそもなんのためにやるのか意識する

ということです。

 

日々自主練習に取り組む上で今回の記事が少しでも為になれば幸いです。

 

以上ご参考まで。
本日もありがとうございました。
それではまた次回!

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