おはようございます。大井です。
月曜日の朝なので良い1週間のスタートを切るべく、テンポ良く所定のルーティンに取り組んでいます。
今日のテーマ:テンポの良い投球
というわけで、本日は『テンポの良い投球』というテーマで書いていきます。
にご覧頂いて、テンポがより良くなるキッカケとなれば幸いです。
結論
結論としては、
- テンポは所詮結果論、急いで投げるより良いボールを
- テンポは意識ではなく仕組みで改善するべき
以下で解説します。
テンポの良し悪しは意外と結果論
一般的にテンポ良いというと投球感覚が短いことを意味すると思いますが、個人的にはこの考え方には疑問をもっています。
なぜなら、実際の投球間隔と周囲が感じるテンポの良し悪しにはあまり相関性がないからです。
例えば、いくら投球感覚が短くても、四死球を連発していたり連打を浴びたりしている状況では『テンポが良い』とは絶対に評されません。
むしろ、『投げ急ぎ』と呼ばれ、良くない投球だと思われる方が普通ではないでしょうか?
確かにランナー溜めても急いで投げていると焦っているように見えるかも
逆に、多少投球間隔が長めであっても、三者凡退で切り上げた投手(イニング)の方が守っている野手としてはテンポが良いと感じると思います。
このように、よく考えてみるとテンポの良し悪しについての客観的な評価は投球間隔よりも守備についていた時間によって決まるものです。
言い換えると、テンポの良し悪しは取り組み次第ですぐに改善出来るものではなく、意外と結果論だと考えています。
テンポは意識不要
上記の通り、テンポの良し悪しは結果論だと考えているのでピッチャーないしバッテリーとしてテンポを『意識をする』必要はないと私は考えます。
というのも、相手打者への組み立てを考えたりとタダでさえバッテリーはやらなければいけないことが多いので、極力意識する項目は少ない方が良いと思っているためです。
脳内リソースには限りがあるので無駄遣いしない方がベターだということです。
ですので、ピッチャーは自分自身の間合いで構わないので、
とにかく守備についている時間を短くする
→3人で切り上げる
→一人一人のバッターを確実にアウトにする
ということに神経を向けた方がよっぽど生産的で、意識せずとも結果としてテンポの改善にも繋がっていくと考えます。
意識は不要、でも仕組みは必要
上でテンポに対する意識は不要だと言いましたが、各打者への結果が同じであれば(同じ三者凡退であれば)、
短い投球間隔が守備時間の削減に寄与することも揺るぎない事実です。
ですので以後で意識ではなく仕組みとして投球間隔を短くするテクニックをご紹介します。
マウンドから降りない
投球間隔が長い投手はキャッチャーや審判からの返球を受け取る際に前に出がちです。
前に降りてしまうと、歩いて戻って再度プレートを踏み直して、という行程が必要になるので当然時間がかかります。
なので、テンポを改善したい投手はプレート上でボールを受ける習慣をつけることをオススメします。
キャッチャーが急ぐ
あまり議論されませんが、投球間隔にはキャッチャーの機敏さも重要です。
通説として、『ピッチャーが投げることでプレーが始まる』と言われていますがこれは明らかに間違いです。
正しくは、
『キャッチャーがサインを出してプレーが始まる』です。
捕手の返球動作や返球速度が遅かったり、サインを出す感覚が長いと当然に投球間隔は広がっていきます。
また、ランナーがいないからといってショートバウンドの捕球を怠るとボール交換等で同様に時間を要します。
なので、キャッチャーは走者の有無に関わらずボールを止めにいき、スピーディに返球してさっさとサインを出すことが大切です。
もちろん要所要所で時間を使うことは重要ですが、遅くすることは簡単なので普段はロボットのように迅速に動くことを私はルールとして習慣化しています。
まとめ
本日はテンポの良い投球について書いてきました。
まとめると、
ということです。
以上ご参考まで。
本日もありがとうございました。
それではまた明日!
コメント