こんにちは。大井です。
皆さんはパソコンやスマートフォンで何かトラブルがあった際に復元出来るよう備えていますでしょうか?
私は特に何もしていません。
今日のテーマ:バックアップ
というわけで、本日はバックアップが大切な理由3選というテーマについて書いていきたいと思います。
大事だとは思っているけど、ついついサボってしまう…
というタイプの選手にご覧頂いてバックアップの重要性を再認識して頂ければ幸いです。
結論:理由はこの3つ
バックアップが重要だと考える理由は以下の3つです。
私個人のポリシー的な面も含んでおりますが順番に解説します。
保険をかけるため
1つ目は当たり前の話ですが、悪送球や後逸をした場合に備えて保険をかけるためです。
どんなに送球が安定している選手であっても所詮人間ですので、ボールを握れなかったりステップが乱れたりして悪送球を犯してしまうことは必ずあります。
打球処理についても同じことです。
10回に1回、100回に1回かもしれませんが、エラーが起きてしまった際に傷口を広げぬように毎回きちんとバックアップに走ることが大切だと考えます。
現実問題、アマチュア野球においてはグラウンドが狭すぎて仮に悪送球があると即テイクワンベースとなってしまう場合もあります。
しかしながら、一塁手が辛うじて身体に当てて、予期せぬ方向に転がることもありますので怠らないことが重要です。
また、正規の球場の場合、正しい角度に回り込むことも大切だと考えます。
例えばキャッチャーの場合、サードゴロにも関わらず一塁コーチャーボックスの方に走る選手を見かけますがこれでは意味を成しません。
内野手がボールを取った地点と一塁手を結んだ延長線上に位置することが大切です。
形式的になっていないか?ということです。
威圧感を与えるため
2つ目は相手に威圧感を与えるためです。
怠りがちなチームが多いからこそ、統率された完璧なバックアップを披露することで相手に対して無言のプレッシャーを与えることが出来ると考えています。
序盤のイージーな内野ゴロに際して、隙のない動きをすることで精神的に試合を優位に進めることが出来るのではないでしょうか?
特に草野球の場合、グラウンドの時間(枠)の関係から試合前のシートノックを行わないことが一般的ですので、試合開始直後のバックアップを守備意識の高さをアピールする手段とするのが良いと感じています。
同様の理由から、イニング間の捕球練習も真剣に行うべきですし、キャッチャーの場合はイニング間のセカンド送球も基本的に全力で投げた方が良いと思っています。
エラーも無さそうだし走れないな…
というプレッシャーを与えることが出来れば自然と相手の攻撃力を抑えることに繋がるのではないでしょうか。
ピッチャーに勇気と使命感を与えるため←これが大事
3つめは完全に精神論ですが、マウンド上で孤独に頑張って投げているピッチャーに少しでも勇気と使命感を与えてあげるためです。
想像に難くないと思いますが、ピッチャー目線で、
- テキトーに守っている(ように見える)野手陣
- 全力で守っている野手陣
ではどちらが投手は良いボールを投げることが出来るでしょうか?
言うまでもないと思います。
後者の方が『打たれても大丈夫』とか『頑張って抑えよう』などの勇気や使命感に繋がると思います。
ピッチャーは良くも悪くも繊細な生き物ですので、必ずワンプレー毎に思う所があると考えます。
また運動量という観点で言うと、どう考えても一番重労働なのはピッチャーですので、少しでも良いパフォーマンスを発揮してもらえるように周りから盛り上げる姿勢が大切です。
理想論としては完璧にノーエラーで守れば事足りる話ですが、そう上手くはいかないので、確実にやれば出来ること、つまりはバックアップで上記の姿勢をアピールすることが大切だと思います。
少し脱線しますが、同じ考え方から野手は極力飛び込むべきだと個人的には考えています。
正直なところ、絶対捕れないとわかっていても、「惜しいところまではいけるな」と判断したならばパフォーマンスとして飛びつくことが私もよくあります。
ここまでを端的に言うと、
『一生懸命守っているよ』という姿勢をピッチャーに伝えることが大切
ということです。
まとめ
本日はバックアップの重要性について書いてきました。
野球は1試合フル出場しても、3打席・守備機会数回というスポーツです。また、少ないプレー機会であっても毎度上手くいくとは限りません。
だからこそ、目立たないことややれば出来ることを怠らない姿勢が大切ではないでしょうか。
そして、毎回全力でバックアップに走れるよう、日々走り込んでいきましょう。
以上ご参考まで。
本日もありがとうございました。
それではまた明日!
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