こんにちは。大井です。
昨年あまりにも打てなかったので今年から高校生ぶりにスタンドティーを練習に取り入れてみた結果、打率が1割くらい上がりました。
改めて良い練習だと再認識したので今回はメリットについてまとめていきたいと思います。
一般的にメリットと呼ばれるものは他でも多く紹介されているので、ゴリゴリに個人の感想を書いていきますが予めご了承ください。
「やってみようかな?」と導入するか迷っている選手・チームの検討材料のひとつとなれば幸いです。
友達がいなくても一人で出来る
一番はこれ。
草野球選手になると平日夜間に開催される練習会にでも参加しない限り、基本的には一人で練習することになります。
一人で練習するとなると出来ることはかなり限定されてしまうわけですが、誰も練習相手がいなくとも実際のボールを打つことが出来るのは大きいです。
少年ならまだしも、30代のおっさんが一人公園でバット振ってることの是非や周囲の目は一旦置いておきましょう。
中高生などで毎日チームメイトと練習していると練習相手が普通に存在することのありがたみを感じにくいと思います。是非感謝する習慣をつけてもらいたいなと考えます。
多少脱線しましたが、練習相手がいる場合であっても効率が上がるという利点はあると思います。
というのも、投げるタイプのティーは採用しているところも多いと思いますが、この練習を行う際には当然投げ手の役割が必要になるわけですので、スタンドティー導入により一人で完結すれば単純計算で2倍の時間打つことが可能だからです。
フィードバックがある
カッコつけて横文字にしましたが、要は1球打つ毎に結果が得られるということです。
素振りだといい感じだったけど実戦では微妙だった
という現象はレベルを問わずよくある話かと思います。
この点で、スイングする毎に打球の良し悪しを自分の目で確認することが出来るため、イメージと感覚のズレを防ぐ効果があると考えます。
得意不得意を自覚できる
『スタンドティーを使用することで様々なコース・高さの練習が可能』というのは一般的に謳われるメリットのひとつです。
ただ、個人的にはもう一歩踏み込んで、『様々なコース・高さを練習することによって、自分自身の得意不得意が明らかになる』というメリットの方が数段大きいと感じています。
「得意なコースくらい自分でわかるだろ!」という声もありそうですが、やってみると自分の認識とのギャップに気付く方も少なく無いと思います。
例えば、
- 高めが得意なつもりだったが実際には低めの方が打ち損じが少ない
- アウトコース毛嫌いしてたけど振ってみたら意外と届くし苦じゃない
などです。
このように自らのスイングを客観的に分析することが可能になると試合での目付け(待つ球種やコース)や打ちにいくか否かの判断もより適切なものとなり、ひいては好結果に繋がるのではないでしょうか?
初期投資以外のお金がかからない
はじめにスタンドティー自体とボールのみ購入してしまえば、その後はランニングコストをかけずに練習し続けることも利点の一つだと強く感じています。(もっとも、ボールについてはくすねてきたり、公園に落ちているものを日々かき集めたりバッティングセンターやチームの古球を譲り受けることが出来れば初期投資さえ浮かせることが可能かもしれません。)
冒頭の『一人で出来る』というメリットと関連しますが、その他に自分だけで取り組める練習の代表格に皆さん大好きバッティングセンターがあります。
ただ、ご存知の通りバッティングセンターで打ち込むには相応の費用を要します。
どこの家計の話かは言いませんが頻繁に通うと普通に1万円/月くらい掛かります。
野球は他のスポーツと比較するとただでさえ道具代がかさむので、お財布に優しいに越したことはないと思います。
おまけ:オススメはSAKUGOE
ここまでスタンドティーの利点を述べてきましたが、個人的なオススメのギアはSAKUGOEです。
スタンドティーをやっていて感じる2大ストレスとして、
- 打ちまくってるとボールを置くゴムの部分が壊れる
- ちょっとボールの下を打つと台ごと倒れる
があると思います。
その点で、SAKUGOEはインパクト時に一瞬先端部と本体が分離する特有の構造により上記の問題点を解決してくれます。
『イライラするポイントがないからオススメ』というのも変な言い方ですが、本質的に関係のないところに気を配ることなく、練習に没頭出来るのは看過できない利点だと考えます。
他方、当然表裏一体で以下のデメリットもあります。
- 値段が高い(2万円over)⇔他製品は1万円未満多数
- 重い(約4.6kg/公式HPより)
後者については、『重いからこそ倒れない』という側面もあると思いますが、小学生くらいだと持ち運びに際して大人のサポートが必要かもしれません。
上記デメリットは無くはないものの、これまで使用した中ではダントツで推奨します。(当然全ての製品を試打したわけではないですが。)
まとめ
今回はスタンドティーに取り組むメリットについて書いてみました。
以上ご参考まで。今回もありがとうございました。
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