勝てれば良し【不動心】

メンタル

 

おはようございます。大井です。

6月突入にも関わらず肌寒いですが更新していきたいと思います。

 

 

今日のテーマ

 

本日ですが、

勝てれば良し

 

という私が非常に大切にしている考え方についてご紹介したいと思います。

 

読んでほしい
  • 試合中に上手くいかないとイライラしてしまうバッテリー
  • エラーや四死球をきっかけに突如崩れてしまいがちなバッテリー

に是非今回の投稿をご覧頂いて、

 

途中バタバタしてもなんとかなる!

 

という強固で動じないメンタルを身につけて頂ければ幸いです。

 

 

結論:『勝てれば良し』とは?

 

『勝てれば良し』

それだけ聞くと、

大切な試合は手段を選ばずどんな手を使ってでも勝てれば良し

と言うような、強引な印象を与えてしまうかもしれません。

 

 

ですが、真意としてはそのような物騒な話ではなく、

色々上手くいかないこともあるだろうけど、なんだかんだ試合終了時点で勝てれば良し

というのがこの言葉の意味です。

 

言い換えると、

試合は長いので一喜一憂せずにプレーしましょう!

というのが今日の言いたいことです。

 

 

勝てれば良しのルーツ

 

自分の所属するチームのミーティングにおいても上記の『勝てれば良し』というワード・考え方を多用しているわけですが、これは私自身の造語ではなくきっかけがあります。

 

執筆時点(※2022.6)で習志野高校の小林監督が過去に夏の大会の初戦を迎えるにあたって、

『最初なので勝てればいい』

という趣旨のコメントをされていたことが印象に強く残り、キーワードとして拝借するようになりました。

 

当時の習志野高校は選抜出場も果たしており、ゴリゴリの優勝候補であったわけですが、そんな強豪チームでもいざ試合が始まれば諸々上手くいかないことを想定していたのかなと勝手に理解しています。

 

 

そもそも思い通りにならないことの方が多い

 

そもそも論ですが、野球の試合なんて思い通りにならないことの方が多いですよね。

  • 立ち上がりで苦戦してストライク入らなかったり
  • 変化球全然曲がらなかったり
  • やっと調子出てきたと思ったらホームラン打たれたり

みたいな感じです。

 

誰しも人間なのでうまくいかない時にイライラしたり心折れたりすることは往々にしてあると思いますが、いちいち起きてしまったことを気にしていてもその後のパフォーマンスに良い影響を及ぼすことは無いと私は考えています。むしろ悪影響でしかないです。

 

であれば、うまくいかない場合に備えて初めから『最後の最後に勝てれば良し』という大局観というか心の余裕を持っていた方が、今のイニング・今のバッターに集中することに繋がって、結果として良い結果をもたらすんじゃないかなと私は考えています。

 

 

ゲームオーバーになり得る理想は掲げない方が良い

 

関連しまして、ピッチャーないしバッテリーとしてゲームオーバーに繋がりうる理想は掲げるべきではないと考えています。

 

ゲームオーバーに繋がる理想とは例えば、

  • 無四死球
  • ●失点以内に抑える

といったものです。

 

上記のような意気込み自体は否定はしませんが、個人的にはオススメしません。

 

理由としては試合中に気持ちを切らさないようにするためです。

 

例えば、無失点で抑えるという理想(目標)を持っていたとしても、極論先頭打者ホームランを浴びれば試合開始数秒で崩れ去ります。

無四死球を目指していたとしても同様です。

 

試合開始早々に理想が崩れ去ってしまった場合、人間少なからず完璧主義的な側面を持っていると思うので、その後の投球に集中出来なくなってしまいかねないと考えます。

もっと言いますと、理想が崩壊した段階でその後ある意味投げやりなプレーになり兼ねないとも考えています。

ですので、最後の最後まで結果がわからないもの=勝敗だけに目を向ける方が試合終了まで集中力を保ってプレー出来ると思います。

 

 

試合中の反省も不要

 

ここまで述べてきた考え方に基づいて、私の場合は試合中にプチ反省会を行うことは一切ありません。

 

バッテリーによっては、イニング間に投球の良し悪しについて話し合いの場を設ける方もいらっしゃると思います。

 

キャッチャー
キャッチャー

さっきのスライダー甘すぎるわ(怒)

 

みたいな感じです。

 

私もキャッチャーなので気持ちは重々理解できますが、

そのクレーム・話し合いが試合中のパフォーマンス向上に寄与するのか?

ということはよく考えた方がいいと思っています。

 

ピッチャー自身も失投については自分自身で反省や後悔があると思いますので、わざわざ火に油を注ぐというか逆効果に繋がりかねないリスクは常々意識するべきだと考えます。(指導者も同じ)

 

もちろん、次の打席の攻め方に関する打ち合わせを行うことはありますがあくまで目線は未来に向いていて、過ぎてしまった失投やミスをとやかく言うことは私はありません。

 

 

まとめ

 

本日は『勝てれば良し』という考え方についてご紹介してきました。

 

まとめると、

バッテリーはただでさえ重労働でそれにゆえにミスも多くなりますが、過ぎてしまったことは仕方がないので今一瞬に集中してプレーしましょう

ということです。

 

今日の記事が多少のことでは動じないメンタルセットの一助となれば幸いです。

 

以上ご参考まで。本日もありがとうございました。

それではまた明日!

 

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